水に強い！？コルクが防水性に優れてる理由をご紹介【ちょっと深掘り】

2023/03/18 17:00

コルクは、防水性に優れた素材です。その理由を、ちょっと深掘りしてご紹介します。

コルクは、細かい気泡でできた多孔質構造を持ち、その気泡は空気で満たされています。この構造により、コルクは水分をはじく性質があります。水滴がコルクの表面に落ちると、表面に張り付くことなく、軽く弾いて跳ね返るため、コルク製品は水に強い素材となります。

コルクは、空気が入った気泡により多孔質な構造を持ちますが、その気泡は水を吸収しないため、吸水性が低いです。そのため、コルク製品は水に触れたときに膨張することがなく、形が崩れたり変形することがありません。

コルクには、天然の抗菌性があり、微生物の繁殖を防ぎます。また、水分を含んでも腐食したり腐ったりすることがないため、湿気の多い環境でも長期間使用することができます。

コルクは、防水加工を施すことで、より強い防水性を実現することができます。防水加工には、天然のワックスやオイルなどを使用する場合が多く、環境にもやさしい方法です。

以上の理由から、コルクは防水性に優れた素材となっています。そのため、コルク製品は、水にさらされることが多い屋外用品やキッチン用品、バスルーム用品などに使用されることがあります。また、防水加工を施すことで、より強い防水性を実現することもできます。