BARK OF K JAPAN

2023/04/06 17:00


SDGs(持続可能な開発目標)は、世界中の人々が共有する17の目標で構成されています。SDGs目標17は「パートナーシップで目標を達成する(Partnerships for the Goals)」として知られており、持続可能な開発に向けた多様なパートナーシップを促進することを目的としています。以下では、この目標の実現に向けた具体的な取り組みを5つ挙げて解説します。

 

①業界・地域間の協力

SDGs目標17では、持続可能な開発に向けた業界や地域間の協力を促進することが目標とされています。具体的には、企業や非政府組織(NGO)、政府、地域コミュニティなどが協力して、環境問題や社会問題の解決に取り組むことが挙げられます。


②能力開発

SDGs目標17では、開発途上国の持続可能な開発能力の向上を目指すことが目標とされています。具体的には、開発途上国の人々や機関の能力開発に取り組み、技術移転や知識共有を促進することが挙げられます。


③資金調達

SDGs目標17では、開発途上国に対する資金調達を促進することが目標とされています。具体的には、公的資金、民間資金、国際金融機関などからの資金調達を通じて、開発途上国の持続可能な開発に資することが挙げられます。


④データ共有

SDGs目標17では、データ共有によって、より正確な分析や評価を行い、効果的な政策やプログラムの策定を目指すことが目標とされています。具体的には、国際的なデータ共有の促進や、技術的な協力によって、開発途上国のデータインフラの整備を支援することが挙げられます。


⑤持続可能なパートナーシップの促進

SDGs目標17では、持続可能なパートナーシップの促進を目指すことが目標とされています。具体的には、国際協力や政策立案において、民間社会や地域社会、学術界などからの意見を取り入れることで、より広範なパートナーシップを構築することが挙げられます。また、持続可能なパートナーシップを促進するために、グローバルパートナーシップのためのフォーラムを設立することも目標の1つです。

 

以上のように、SDGs目標17では、開発途上国や地域社会の能力開発や資金調達、データ共有、持続可能なパートナーシップの促進など、多様な取り組みを通じて、持続可能な開発を実現するためのパートナーシップを構築することが目標とされています。これらの取り組みを通じて、世界中の人々が共通の目標を達成するために、協力して取り組んでいくことが重要となります。